昨年、広島市内のフルーツ推し喫茶店「フルフル」訪問。ホテルでグズグズしてたら出発が遅くなってしまい、ラストオーダーに滑り込みセーフだった…



目当てはもちろんこれ。静かな店内で、麗しいプリンアラモードをひたすら貪り食らう。全ての素材が上質で、素晴らしい。


ぶどうのフレッシュジュースも超絶うまい。コーヒーも美味である。
と、ここで、店内の張り紙に気が付く。明日は臨時休業だと。翌日来れない状況だったら訪問のチャンスがほぼ全滅だった。滑り込みセーフで訪問できて本当にラッキーだった。
「孤独のグルメ」の井の頭五郎は言う。「どんな飯でも、生涯に一度きりなんだ」と。
喫茶店の訪問にしても同じことだ。喫茶店ははかない。いつ消えるかわからない。だからそこでコーヒー一杯飲むだけでも、真剣勝負なんだ。何と勝負しているのかよくわからんが。

生涯に一度と言わず、何度でも再訪したい。
宝島 1987年6月 「バンドやろうぜ!!」特集より、その2。










”このごろドラムにもコンピュータが流行ってるでしょ。俺もQX-1で打ち込みしてるけど、やっぱり人間のパワーに比べたらまだまだかなわない。あれに"根性"というボタンがあれば全盛になるかも知れないけど(笑)。絶対的に欠けているものがなんかある。人間のパワーっていうのはすごいですよ、やっぱり。”
”たとえばホーンにしても、モロ人間のパワーでしょ。4人のホーンセクションだと4倍のパワーが出る。人間って偉大だなと思いますよ。あと、一生懸命に努力できるのも人間しかいない。努力して上達するのは人間だけですからね。機械じゃ絶対無理でしょ。”
ファンキー末吉(爆風スランプ)
「人間のパワーっていうのはすごいですよ」
ほんそれ!!
BRUTUS No.91(1984) - 「もうひとつのカリフォルニア」特集より。





















新橋界隈の勤め人でもなければ突撃困難な、オンリー平日営業の喫茶店「ポン・ヌフ」。(喫茶店というより飯屋のイメージ強いけど)
ここのナポリタンを食ってみたいなぁ…、と前から思っていたのだが、ある日チャンスがあってようやく突撃できたもんで、ハンバーグ + ナポリタンコンビの「バーグスパ」を食らってきた。


ナポリタンと言いつつ、ただのトマトソーススパゲッティを出す店もある。ナポリタン好きな俺は、そんな時ガックリと萎えてしまう。
「俺はトマトソースのパスタが食いたいじゃない!あの安っぽい味付けの、アルデンテには程遠い、フニャッとした歯応えのナポリタンが食いたいんだ!」と。
しかしもちろん、ここ「ポン・ヌフ」ではそんな幻滅はありえない。これこそ正統派の「ザ・ナポリタン」。ハンバーグも絶妙で文句なし。
こ、こ、これはもう…、俺的「キング・オブ・ナポリタン」決定だ。

満足、満足。
現在日本橋室町に移転した、老舗喫茶「はまの屋パーラー」。移転前にどうにか訪問した記録。他にも支店はあるのだが、どうしても元祖の店に行っておきたかった。



訪問は2023年7月。もう一回行っておきたかったけど、真夏は暑くて出歩けたもんじゃなく(店内も冷房かなり弱め)、9月になってもグダグダで…、逃してしまった。まぁでも、この有楽町ビルヂングにある時に、1回でも訪問できてよかった。
しかし同じ有楽町の「ストーン」には一回も訪問できず逃してしまったことが悔やまれる。