5月の連休中、前から行ってみたいと思っていた阿佐ヶ谷の馬橋稲荷神社を訪問。
双龍の鳥居とご対面!
空は快晴、風が吹くと瑞々しい新緑の木々の枝が、サワサワと爽やかな音をたてながら揺れる。
まさに「風薫る」という言葉がぴったりの日に初訪問できて、ラッキーだった。
神社訪問後はパールセンター商店街を歩いてみた。ずんずん進んでいくと、パールセンター商店街の終端以降は、次なる商店街「すずらん通り商店街」が続いていた。
すずらんと言えば、神保町や茅場町にもすずらん通りがある。全国に目を向ければ他にもあるんだろう。何故ゆえ「すずらん」なのか….
POPEYE No.227(1986) - 「お坊ちゃま」特集より。
Olive No.24(1983) - 「バレイガールになっちゃう」大特集より。バレイガールとは何ぞや…というのは面倒なのでスルー。しかしリセエンヌ路線に変わる前のオリーブはアメリカ西海岸ボーイがお手本のポパイのガールフレンド的世界そのもので、なかなか味わい深かったりする。
”しっかりウィンドウ・ショッピングをして、目にも心にも栄養を与えてあげませう。ゴージャス気分にひたりきったら、仕上げは帝国ホテル直営の<サロン・ド・テ>でティー・タイム。ちょっぴり、いつもよりおしゃれして行ってみてね。”
日比谷 帝国ホテルインペリアルタワーは、再開発により2024年3月末で閉館。40年の命はちょっと短かかった。
POPEYE No.203(1985), 「ぶっとばせ!」特集より。
このPOPEYEは2021年のGW中に神保町で購入したんだけど、知る人ぞ知るカーデザイナー内田盾男氏のインタビュー記事は本当に拾い物だった。確かその頃世間では外出自粛要請だか営業自粛要請だか何だか言ってた気もするが…、俺ぁんなもん知ったこっちゃねぇ、という立場であった。そーいえばこれを購入した書店さんは、営業してない体裁をとりつつ、商品整理のため奥にいるので声をかけてもらえれば販売します、てな貼紙がしてあった。粋だねぇ〜!
新橋の老舗喫茶 2店、「喫茶フジ」と「カトレア」。どちらもニュー新橋ビル内の店である。
ビル地下1Fの「喫茶フジ」にてクリームソーダ。
ゆったり座席に女性スタッフの細やかな接客、喫煙可と、たまらん要素が詰まった店。(吸わないけど)こういう店でまったりしていると、今時のコーヒースタンドなんかクソだと思ってしまうな。
そしてここもリーマンのオアシス、3Fの「カトレア」にてアイスコーヒー。2023年夏の訪問。
追加でブラジル(多分)をオーダーし、しばしホゲーっと過ごす。近くの席では怪しげな商談をしている二人組がいたりして、戦後闇市だったこの一帯の、土地の記憶を彷彿とさせる。それもまた新橋らしい。東京中が、のっぺりしたシャレオツな店で埋め尽くされてしまったらつまらない。
会計時、想定値より安かったので「2杯頼みましたよ?」と言うと、これまた丁寧な物腰の女性スタッフが「2杯目は200円ですので」と。う〜む、リーマンのオアシスになるわけだ。